ロシア勢 国際大会不出場処分継続!いつまで続くのか?
今回は、国際スケート連盟がロシアのウクライナ侵攻から続いているロシア選手とベラルーシ選手の除外処分を今シーズンも継続すると決めた事についてお伝えします。
今年の3月からIOCがロシアとベラルーシ選手について中立を条件に出場許可を促していますが、国際スケート連盟は引き続き除外を継続としました。
現在も戦争しているので、この処分は妥当です。他の競技は復帰しているのも出てきていますが、スケート競技は貫きました。
スケートといえばロシア勢がトップに君臨するほど強豪国です。正直、昨シーズンは全体的なレベルの低下がみてとれましたが、クリーンな選手が一生懸命滑っているのを見て、新しいスケートを垣間見た気がします。
また、今までロシア勢が上位独占していたので、そこに埋もれていたヨーロッパ勢の若手選手も知ることができて楽しめました。
4回転は見れなくなりましたが、世界各国の秘蔵選手も知ることができて、これからも注目しようと思えました。
ロシア勢に関しては、今シーズン厳しいというので、2024シーズンまでに復帰しないと五輪枠も危ぶまれると思います。女子は3枠でも足りないほど実力派が多いので、1枠だと想像がつきません。
早く戦争が終わり、ドーピング問題も解決されることを祈ります。
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イザボー・レヴィト 圧巻の全米女王に!全米選手権2023
今回は、全米選手権2023でイザボー・レヴィト選手が初優勝したことについてお伝えしていきます。
昨年ジュニアで初出場して見事、銅メダルを獲得したレヴィト選手。今シーズンからシニアデビューして勢いに乗ります。
ショートプログラムはタンゴです。前半に単独ジャンプを跳び、演技後半にコンビネーションをもってくる高難度構成です。ジャンプが軽やかで、無理なく跳んできますね。危なげがないです。
ステップもメリハリがあって、見応えありました。笑顔が何よりです。スピンも速くていいですね。
ショートを滑りきり、73点と自己ベストを超えてきました。そして首位通過でした。
翌日のフリーは一転して、夢幻な曲です。冒頭に、トリプルルッツループの高難度ジャンプを降りてきました。きれいでしたね。
ジャンプに入る前に余裕があっていいですね。シークエンスも見栄えがあり綺麗でした。レヴィト選手は後半にコンビネーションを詰めてくる選手で、このフリーでも挑んできました。
全ジャンプ危なげなく跳んできました。最後のスピンも良かったです。無事に演技終了です。
満面の笑みで終えれて素晴らしかったです。得点はなんと149点と自己ベストを大きく上回る点数です。223点で2位に10点差と圧勝でした。
初の全米女王となりました。素晴らしいです。このまま、四大陸選手権と世界選手権に挑んでほしいです。
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千葉百音選手!ジュニアながら逸材登場!全日本選手権
今回は、全日本選手権でショート3位に入った千葉百音選手についてお伝えしていきます。
演技を見ましたが、しっとりとしたスケーティングで魅了されました。無理に滑っている感じがなく、力をぬいて滑っていました。ジュニアグランプリでも見ましたが、全日本に照準を合わせてきましたね。
ショートは、シンドラーのリスト。曲にすっと入り込んでいけるのがすごいなと思いました。表情に緩急があり、ゆっくりと滑る様子はジュニアではもったいな気がしました。
ジャンプは力まず、すんなりと跳んでみせました。流れが途切れることなく、スピンにはいるところも素敵です。
ステップは、時間が止まったかんじがして、しばらく見入ってしまいます。そのまましっとり演じて、演技を終えました。素晴らしいです。
得点は71.06。なんと全選手の中で3位になったのです。それくらい素晴らしい出来でした。驚いていましたが、フリーはまた魅了してほしいです。
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