【ロシア男子有力選手】美しき氷の表現者をご紹介!! ドミトリー アリエフ
今回は、フィギュアスケート男子選手について紹介していこうと思います。普段は女子選手についてお伝えしているのですが、時折、男子選手の魅力についても触れておきます!
特に一押しな男子選手が、ロシアのドミトリー アリエフ選手です!アリエフ選手は滑りが別格で川が流れているような綺麗な演技を魅せてくれる選手なのです。彼は、世界ジュニア選手権2018の銀メダリストであり、昨シーズンにシニアデビューし、平昌オリンピックにも出場しました。
アリエフ選手が滑った演技の中でも印象的であった2つの演技を紹介します。
1 欧州選手権2018フリープログラム
曲は、シネマチック オーケストラの「To Build A Home」です。ボーカル系の音楽でとてもゆったりとしています。最初にとんだ4回転ジャンプはすらっと決めて落ち着いていました。4回転ジャンプは2~3本とびましたがどれも完ぺきに着氷しましたね!
中盤のトリプルアクセルも軽々と決め、魅力的なステップへと続いていきました。ここが見どころです!音楽の流れが変わるところでアリエフ選手も動きが変わり感情表現が素晴らしいです。曲調が変わると動きが途切れてしまう選手が多いのですが、彼はゆるやかに滑り音をつないでいました。
流れが途切れることなく、演技を終えたのでドラマチックな滑りだなとしみじみと感じることが出来ました!
この大会は見事自己ベストをたたき出し、銀メダルを獲得しました!
2 ロンバルディアトロフィー2018フリープログラム
曲は、エツィオ ポッソの「Clouds The Mind on the Wind」です。この曲自体がとてもしなやかできれいなのですが、アリエフ選手が滑るとますます洗練されたように見えてしまいます。
4回転ジャンプも音の中に溶け込み、自然ととんでいる感じがして良かったです。特にトリプルアクセルは音ハメがピッタリで素晴らしかったですよ!!
衣装も黒で統一されており、曲と氷ともマッチングしていました。アリエフ選手は背が高いので氷上にたつと見栄えがしますね!背が高いのでジャンプも豪快でとても気持ちが良いです。足もしなやかに動いて、非常にスムーズでした。
曲も終わり方が情緒があり、いつのまにか終わった、というような感じを受けました!時間が過ぎるのも忘れてしまいます。
この大会は銀メダルを獲得しました!!
以上心に残った2つの演技についてご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?本当に滑りがきれいな選手なのでみなさんも一度は演技をご覧になってください!