日本選手が5年ぶりの優勝！！その選手とは？グランプリファイナル2018

　今回は、今シーズンのフィギュアスケート大会の中で、インパクトに残った大会について触れていこうと思います。

今までの年とは違ったグランプリファイナル2018

　その大会が、グランプリファイナル2018です！なぜその大会かというと、日本選手が2013年大会以来の5年ぶりとなる優勝を果たしたからです。その覇者とは、今シーズンシニアデビューした紀平梨花選手です！

　　　

日本の期待の若手　紀平梨花選手

　紀平選手は、当ブログでも時々紹介したことがありますが、トリプルアクセルを跳ぶ選手です。今シーズンは特に成功率が高く、ショートでは崩れることがあっても、フリーで持ち直してくるので安定しています。グランプリファイナルの前哨戦となったグランプリシリーズＮＨＫ杯とフランス杯では、特にフリーの出来が良く、逆転優勝を次々と果たしていきました。

　　　

　さて、グランプリシリーズ各大会を勝ち上がったトップ6の選手たちが集うグランプリファイナルはどうなったでしょうか？

抜群の出来だったショートプログラム

　なんとショートを苦手としてきた紀平選手がトリプルアクセルをはじめとするジャンプをすべてきれいに決めて、歴代最高記録となる82点をたたき出してきたのです！！これには驚きました。今まだだと少しミスもあり70点くらいだったので、一気に優勝に名乗り出てきた感じがします。すべてのエレメンツが完ぺきでむしろ余裕をもって滑っていたように見えました！素晴らしかったです。

　ちなみに、2位がオリンピック女王のザギトワ選手、3位がトゥクタミシェワ選手でやはりロシア勢が続いてきました。しかし、首位の紀平選手とは点差が少しあったので、紀平選手は安心してフリーに臨めたのではないでしょうか？

そして、すべてが決まるフリー

　フリーでも紀平選手は若干ミスがでたものの、全体的にはしっかりとまとめてきました。「ビューティフル　ストーム」を熱演してくれました。この曲は和風と洋風が混ざったような不思議な曲でうっとりします。そこにトリプルアクセルを2本入れてくるので驚いてしまいます。紀平選手は、一個のジャンプが崩れてもそのまま引きずらずに演技をするので、メンタルが強い選手だなと思います。

　さて、フリーの結果は？うれしいことに、紀平選手が150点とまたトップの得点をたたきだして圧巻の初優勝を果たしてくれました！初出場で初優勝なので本人が一番驚いたことだと思います。すごいですよ！しかも日本選手が優勝したのは、2013年以来5年ぶりなので世界中から注目を受けました。良かったですね！！

　銀メダルは、ロシアのザギトワ選手、銅メダルは同じくロシアのトゥクタミシェワ選手（彼女も久しぶりの大舞台のメダルなのでうれしかった！）でした。相変わらずロシア選手は強いなとしみじみと感じました。ザギトワ選手は昨年の覇者だったので悔しかったと思いますが、十分すごいです！

　以上がグランプリファイナル2018の様子でしたがいかがだったでしょうか？ざっくりとしか伝えていないのですが伝わったのであれば幸いです！また、ご覧になってください。