フィギュアスケート路線をいざ出発♬♬

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早すぎる!!ポリーナ ツルスカヤ(17) 現役引退を表明

 今回は、5月31日に現役引退を表明したロシアのポリーナ ツルスカヤ選手についてお伝えします!

 

信じがたい出来事

 

 信じられないことが起きてしまいました、、、、、、、、、、、、、、、私がコストルナヤ選手と同様に応援していたポリーナ ツルスカヤ選手(17)がなんと一昨日、現役を引退すると発表したのです、、それを知った私は、まるで鳩に豆鉄砲を食らったような気持ちがして呆然としてしまいました。。。

 

 なぜかって、、、

 

ファンだから余計に、、、

 

 それは私がツルスカヤ選手が14歳の時(ジュニア時代)からのファンだったからです、、、、初めて彼女の演技を見たのは、2015年のジュニアグランプリシリーズのブラチスラバの時です。ものすごいインパクトがあったのを今でも覚えています。なぜか一人だけシニア選手が混じっているような気がしました。容姿から演技まで完ぺきで、何よりジャンプが彼女しか見られないディレイトジャンプを跳んでいたので魅力満点でした。これは、シニアにあがったら、あのメドベデワ選手をも超えてしまうだろうと確信していました。

 

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ツルスカヤ選手が苦しんだ時期

 

 しかし、彼女に転機が訪れたのは世界ジュニア選手権2016です。誰もがツルスカヤ選手一強だろうと思っていましたが、まさかの現地でケガをして欠場することになったのです、、、さらにジュニア2年目の15歳の時は、けがに苦しんだシーズンでありました、、ジュニアグランプリシリーズは2選とも優勝しましたが、ジュニアグランプリファイナル2016はケガで欠場、その後のロシア選手権2017も欠場しました。ただ、奮起を決して臨んだロシアジュニア選手権2017では見事に銅メダルを獲得し、無事に世界ジュニア選手権の代表に選ばれました。この時は私もホッとしました。これで昨年欠場した世界ジュニア選手権2017にも出場できるとワクワクしていましたが、ここでも悲しいことが起こりました、、、、、おそらくケガが残ったまま出場してしまったのか、演技全体に迫力がなく、スピードもありませんでした。驚くことにショート11位で終えて、フリーも振るわず、総合10位で終えました。少し前の彼女からは考えられないほどで、むしろザギトワ選手と優勝争いを展開するだろうと想像していました、、、

 

 あぁ、これでシニア転向は厳しいかなと思っていたら無事に2017年シニアデビューを果たしました。このころ私は、ケガに苦しみながらも這い上がろうと必死のツルスカヤ選手にただただひたすらに応援していました。こんなに思い入れした選手はロシア選手のみならず世界各国の選手たちでもいませんでした。なぜ自分がここまで夢中になっていたのかは正直分かりませんが、ひとつ思い当たることがあります。それは、スケートに素直に向き合おうとする姿勢です。もちろん他の選手も素晴らしいのですが、その中でも彼女は無理に表情を作るわけでもなく、ひたすらジャンプを跳ぼうとするでもなく、淡々と氷と向き合っていました。今でもこんなに純粋なスケーターは、ツルスカヤ選手くらいかなと思います(あと思い当たるとすればコストルナヤ選手くらい)。

 

 シニアに上がった彼女は、最初の頃は順調でした。その中で特に、グランプリシリーズ2017NHK杯は強烈でした。ジュニア時代を超えて、表現力に磨きがかかり、持ち前のディレイトジャンプも炸裂していました。見事ノーミスで終えて自己ベストをたたき出しました。優勝こそ成りませんでしたが、初出場初のシニアデビューの大会で銅メダルを獲得しました。本当にうれしかったです。応援してきてよかったなとつくづく思いました。

 

遺伝性の病気と闘いながら

 

 その後は、残念ながら遺伝性の病気と闘い、なおかつ体系変化の影響も受けてうまく滑れませんでしたが、ひとつひとつの試合にじっくり向き合っているツルスカヤ選手は忘れられません。私も彼女を見習い、ひとつひとつの物事に真剣に向き合っていこうかなと思います。

 

ツルスカヤ選手が最後に語った言葉

 

 ツルスカヤ選手が引退を決意した理由について、彼女自身がこのように言っていました。

 

「すべてのことに終わりがあります、、、。私のフィギュアスケート人生が終わりに近づきました。多くを書きたくありませんが、これはよく考えた上での決断で、私は正しいと思います。人生では私たちの前に難しい選択を迫られる時が良くありますが、私は学業を選択しました。

 何をおいても第一に、この長くはないですが人生で、私にとってとても重要な時期に近くにいてくれた全ての人に感謝したいです。私の両親であり、コーチたち(私の成長に精魂を注いでくれ、知識を与えてくれたすべての人々)、友達、そしてもちろん最後まで私を信じ励ましてくれたファンの皆様。みんなを愛しています、、、ありがとう」

 

 と私たちにメッセージを残してくれました。。。。言葉がありません。ほんとに苦しんだでしょう。つらかったでしょう。その気持ちは本人にしか分かりません、、、ただ17歳で引退は早すぎる、とやはり思ってしまいます、、、今この瞬間でも良いのでまた現役復帰しますと言ってほしいです。本当に。

 

 どうか夢であってほしい、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、