これぞ極上 コストルナヤ ショート圧巻の演技 ロシア選手権2020

　今回は、ロシア選手権2020においてアリョーナ　コストルナヤ選手が首位発進したことについてお伝えしていきます。

　

　言葉が出ないです。

　天国にいるようなそんな気持ちに浸りました。

　凛とした表情から演技がスタートし、リンクを一周したら、冒頭のトリプルアクセルを完璧に決めてみせました。

　

　跳んだあとにフワッと舞うので見事です。

　続くトリプルルッツ

　

　スパッと降りてきました。

　その後可憐なスピンに入っていきます。

　スピードもあるのですごいです。

　曲調が変わり、最後のコンビネーションジャンプ

　

　2本目は両手を上げてきれいに降りてきました。

　そして、極上のステップ

　ゆっくりステップを踏んでいるのですが、かなり難しい動きをしていることがわかります。

　緩急をつけて、タップリと魅せてくれました。

　レイバックスピンもお見事。

　決めのポーズは、翼を広げるような感じで

　

　笑顔。終了。

　言葉で伝えるのには限界がありますが、これだけ魅せられる選手はいないです。

　ロシア選手の中でも、ひとつ向こうにいった感じです。

　完璧な演技の得点は

　89.86！！！！！

　もちろん首位。

　

　国内大会なので、非公認ですが自身が持つ世界記録をさらに更新してきました。

　国内選手権で多少の盛り得点とはいえ、凄まじいです。

　驚きなのが、技術点。

　51.55！！！

　40点を超えてもかなりの高得点なのに、50！?

　見たことのないハイスコアでした。

　どのくらいすごいのか2位以下の選手達と比べてみます。

　1位　コストルナヤ　89.86
　2位　シェルバコワ　79.93
　3位　トルソワ　76.46
　4位　トゥクタミシェワ　75.74
　5位　メドベデワ　71.08

　2位以下の選手達と既に大きく差が開いています。

　一人だけ80点台で、しかも90点に届きそう。

　もっと驚くべき事実があります。

　そう、男子のショートの得点と比べても首位なのです！！！！！

　男子首位　イグナトフ　88.88
　女子首位　コストルナヤ　89.86

　
　初めて見ました。こういうことも起こり得るんだと、、、

　フリーもこの調子だと優勝狙えますね。シェルバコワ選手、トルソワ選手と4回転ジャンパーが控えてますが、ファイナルのように乗り切れると思います。