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国際スケート連盟 2020年世界選手権女子シングルでの技術点の最低ライン引き上げを決定

 今回は、国際スケート連盟が2020年の世界選手権において、女子シングルでの技術点の最低ラインを引き上げることを決定したことについてお伝えしていきます。

 その変更内容とは

 2020年3月にカナダで行われる世界選手権に出場するためには、女子ショートプログラムの技術点は29点から1点多い30点をマークし、フリースケーティングでも49点から2点上乗せした51点をマークすることを義務付けました。


 なぜそのような変更をしたのでしょうか?

 1,2点でそんなに変わるでしょうか?

 なぜ女子シングルのみなのでしょうか?

 
 それに対する疑問を、国際スケート連盟副会長であるアレクサンドル ラケルニク氏がこう述べています。


 「出場選手を増やすことは出来ますよ。それでも際限なく増やせるわけではありません。最低技術点が必要なのは弱い選手を通さず、出場者の数を制限するためです。もともとは世界選手権の女子選手枠は42人でした。ですが、従来のスコアだと50人も出場できてしまうのです。連盟のルールに従うと最低点の変更が出来るのは選手権開幕の45日前なので、今行ったわけです。しかも大きな変更ではありません。ショートプログラムが1点引き上げ、フリースケーティングの引き上げは2点です。各国から参加する女子選手の数は前年の選手権の結果によって決められます。実際のところ、これによって害を蒙るケースはほんのわずかのはずです。」


 と言っていました。

 なぜ女子のみなのかについては、ここ最近の女子シングルの技術向上はすさまじく、男子よりも急速に進んでいるためとしています。確かに、女子でもトリプルアクセルや4回転ジャンプを跳ぶ選手が増えてきました。メダル争いは、こういった高難度ジャンプが跳べる選手に限られていきそうです。

 ただ、この変更でゆすぶられるのは出場できるか否かの瀬戸際の選手達だそうなのであまり主力選手達は影響を受けなさそうです。

 今回は以上です。ありがとうございました。