国際スケート連盟 規則改正 技術と芸術のバランスを調整へ
今回は、国際スケート連盟が規則改正を決定したことについてお伝えしていきます。
その改正とは、、、、
技術面と芸術面のバランスを見直す改正だということです。
どういうことでしょうか?
現在のショートとフリーともに5対5の割合となっている技術点と演技構成点を
ショートでは技術点を6割で演技構成点を4割へ
フリーでは技術点を4割で演技構成点を6割へ
と、変更されるそうです。
これだけにとどまらず、演技時間へも変更点が
現在、2分40秒のショートと4分のフリーを
ショートとフリーともに3分30秒へと変更されるそうです。
なお、この案が承認されれば、2022~23年シーズンから適用されるそうです。
技術点と演技構成点のバランスは必要かなと最近の大会を見てても納得です。
ただ、演技時間の変更は怖いなと感じます。
スケート関係者ではないので詳細は分かりませんが、選手達は演技時間が1秒ずれるだけでも演技全体が崩れる恐れがあるので、ただでさえプログラムをピッタリ合わせているのに、これがショート、フリーともに20秒くらいも変更となるとコーチやトレーナー達もかなり苦戦すると思われます。
プログラムを正確に立てることが難しいと聞いたことがあります。
この改正だと、ショートとフリーを分ける意味がなくなってしまうかもしれません。
技術面と芸術面のバランスというなら、別々に競技を行うほうがスッキリとするかもしれないし、ショートとフリーを分ける必要もなくなってくるのではないかと、、、、
いろいろと改正案が出てきていますが、なかなか難しいですね。
素人がとやかく言っても決まることは決まるので、先行きを楽しみに待っていたいと思います。
今回は以上です。ありがとうございます。