鍵山優馬 「納得」のシニア転向を語る
今回は、鍵山優馬選手の今シーズンのシニア転向についてお伝えしていきます。
新型コロナウイルス拡大の中、次世代を担う鍵山選手が最終決断しました。「新シーズンからシニアに参加させていただきます」先月は日本スケート連盟理事会で20年度の特別強化選手に選ばれました。昨年後半から「自分の中では決めていた」転向。
濃密な1年間でした。昨季はユース五輪金メダル、世界ジュニア選手権2位。飛び級となった全日本選手権と四大陸選手権で3位に食い込みました。前者は本田武史以来、後者は羽生選手以来の高1での表彰台でした。
現在はコロナウイルスで自粛トレーニング。戸惑いつつも「今は滑りたい気持ちを抑えないと。陸の上で回転の練習をしてジャンプを降りるときに必要な腹筋や背筋を鍛えたり。試合の映像を見て再開した時にすぐに動けるよう」イメージを膨らませています。
4回転ジャンプ増プランもあるそうです。トーループに加え、「今年はサルコーに挑戦します」と。初めて跳べた4回転がサルコーだそうです。「確率が上がっている。さらに高めたい」新たな得点源を磨きます。
今年17歳になり大人の仲間入りします。その1歩となるグランプリシリーズの開催可否は8月1日以降に順次判断されます。新型コロナウイルスの終息を願いつつ、目標の北京五輪へ動き出します。
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