フィギュアスケート路線をいざ出発♬♬

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ロシアフィギュア界に潜んでいる問題点 限界を知らず

 今回は、世界のトップに君臨するロシアフィギュアスケート界が抱えている問題点についてお伝えしていきます。

 


 この問題点を明かしていたのは、アイスダンスティファニー・ザホースキ選手です。選手とコーチの関係性について語りました。


 「ロシアにはコーチが中心的であるという非常に強いメンタリティーが存在します。コーチに多くの権力があるのです。この選手がもっと練習する必要があると考えれば、選手を練習するようにプッシュし、よく練習しているのかチェックしています」


 練習メニューに関してもコーチの持つ力が強いといいます。イギリス出身のザホースキ選手は、ロシア国籍を取得し、土地ごとのスケート界の現状を見てきたようです。


 「コーチの力が強いことは良いことだと思います。なぜなら選手は正しいモチベーションなしに、自身のキャパシティを把握することは出来ません。限界点を知らない若者には、この厳格なバランスが求められるのです」


 10代前半からシニアで活躍するロシア。世間から見れば、子供であるゆえ、コーチの舵取りが必要になります。しかし、問題もあります。


 「コーチは選手に限界を超えた練習を課してしまうことがあるのです。しかし、問題は子供がそのことに耐えてしまうことです。体が若いので、怪我から回復する時間が早いのです。それによってコーチはもっと練習を課してしまい、疲れる前にどんどん運動してしまうのです」


 コーチは、選手の限界点があることを理解し、それを尊重することが必要だ、と述べています。


 オーバーワークも問題です。ロシアのフィギュアスケート育成環境は「チャンピョン製造工場」と呼ばれているそうです。


 次々とトップが入れ替わるロシア界。活躍が目覚ましいのことは良いのですが、あまりに早く替わると貴重性も薄れていくと危惧しています。ザギトワ選手も踏ん張っていますが、なかなか苦しいです。


 トルソワ選手達もいつか後輩に迫られてくるのかもしれません。しかし、年齢を重ねるにして見ごたえも深まるので諦めないでほしいです。


 今回は以上です。ありがとうございます。