羽生結弦選手のスピンが0点!? どういうことか解明!
今回は、全日本選手権2020において羽生結弦選手のスピンが0点となったことについてお伝えしていきます!
久しぶりに登場した五輪連覇の羽生結弦選手。湧いた人も多いかと思います。今シーズンは、全日本選手権が初戦にも関わらず、ショートプログラムではロック調にのって素晴らしい演技を披露してくれました。
やはりショートで首位に立ち、非の打ち所がない演技を魅せた羽生結弦選手でした。しかし、不可解な点が1点。あるスピンだけが0点とノーカンとなっていたのです。
具体的に見てみると、ショートで5要素目となる「足を替えて座るスピン」が0点でした。不思議ですが、これについてフィギュアスケーターの小塚崇彦さんが解説してくれていました。
スピンに入る直前の動きが、座るスピンと誤認定されており、その直後に開始したスピンが、失敗したスピンの埋め合わせだと勘違いされてしまったことです。現行ルールでは2回転を満たす姿勢が1つもないスピンは、点数とならないそうです。
そして、回転不足と判断された場合もあります。単一姿勢では2回転以上のスピンが求められます。羽生結弦選手は、そこを1.5回転しか回ってないと判断されたというのです。羽生選手は、姿勢を高くして回る特徴なので、片足で座ることがカウントされないで0点となったかもしれないです。
このプチ騒動が起きた時は、スケート連盟に抗議の電話もあったそうなのですが、真偽の方は誰もわかっていません。スケート連盟も必要であるならば、全日本選手権後に説明をしていく方針だそうです。異例といえば異例ですね。
スピンの0点は、素人の私でもビックリしました。羽生選手本人もわざわざ無駄な動きは入れないでしょうし、不可解ですね。でも、パーフェクトな演技だったのですごかったですね。宇野昌磨選手、鍵山優馬選手と優勝争いになるかと思いますが、フリーでも調子をキープし、久しぶりに優勝してほしいです。
1個のスピンが0点でも周りを寄せ付けない強さは圧巻ですね。あまり細かいことは気にしていないようで、のびのびと滑っていました。途中では、盛り上げる仕草も見せて楽しんでいたようでした。
今回は以上です。ありがとうございます。