見事2位!ダリア・ウサチョワ 貫禄の演技!スケートアメリカ2021
今回は、グランプリシリーズ2021第1戦アメリカ大会に出場したロシアのダリア・ウサチョワ選手についてお伝えしていきます。
今シーズンからシニアデビューしたウサチョワ選手がさっそくスケートアメリカに登場してきました。世界ジュニア銀メダリストです。初出場でどんな演技をするのか楽しみでした。
ショートプログラム。「never enough」です。冒頭からフワッとした滑りで魅了してくれました。ダブルアクセル前の入り方は独特ですね。余裕のジャンプです。
スピードも早まることなく、一定のスピードで曲を捉えていました。最後の盛り上がりも十分に演じていました。中々、見ないスケーティングでした。ウサチョワ選手のはまりプロになりそうです。
気になる得点は、76点でした。ジュニア時のベストが71点だったのでけっこう伸びましたね。全体では2位につけました。ちなみに首位はアレクサンドラ・トルソワ選手の77点です。1点差もないことを考えるとすごいですね。
優勝も視野に入れたフリーは、「誰も寝てはならぬ」でした。後半ボーカル入りです。最初のジャンプは、見事なジャンプでした。つなぎが深くて、ショートみたくゆったり滑っていました。
中盤のフリップがつまずいてしまいますが、立て直しました。珍しいです。昨シーズンは国内試合のみでしたが、ほぼノーミスでしたので。
スパイラルが綺麗ですね。スピンも早くて取りこぼしがないです。曲が終わると感慨深い気持ちになりました。初戦でここまで滑るとはすごいです。
フリーの点は、140点でした。合計217点で自己ベストです。全員が滑り終わり見事、銀メダル獲得です。ファイナルに近づきましたね。
優勝はトルソワ選手です。ケガしていたのに圧勝でした。
次は、第4戦NHK杯です。次もトルソワ選手当たります。しかし、次戦も3位以上だったらファイナル行けると思うので、応援したいです。
今回は以上です。ありがとうございます。