想いの詰まった悲願の金メダル！！よくやったシェルバコワ！

　今回は、北京五輪のフィギュアスケートでROC代表アンナ・シェルバコワ選手が見事、金メダルに輝いたことについてお伝えしていきます。

　

　圧巻です。周りのことなど、意に介さず自分に集中していました。気迫が伝わってきました。

　シェルバコワ選手は、この五輪で、今までにない集中力で挑むと言っていました。ショートの時からです。シーズン途中で曲を変更したのに関わらず、五輪にピークを合わせてきました。

　後半のコンビネーションジャンプも、しっかりきめられるトーループに変更してきます。激しめの演技ですが、シェルバコワ選手は揺らぎませんでした。ジャンプもノーミスで演技を綺麗に終えました。

　ショートは80点とワリエワ選手の82点に次ぐ2位でした。上々の出来です。

　2日後の緊張のフリー。公式練習では4回転を入念に確認していたそうです。予定では、4回転フリップを2本投入です。

　

　本番では、大歓声の中で演技を始めます。演技を始めるシェルバコワ選手の表情は、かつてないほどに無表情に近かったですね。それくらい周りを気に介さず集中してました。

　冒頭のカギとなる4回転フリップ。驚くことにコンビネーション付きで着氷してみせたのです。きれいでした。そして、落ち着いたのか、2本目の4回転フリップへ。これも鮮やかでした。

　ここまでくれば、シェルバコワ選手の勢いそのままです。ジャンプの失敗は、する気配すらなく、優雅にマルガリータを演じてきました。柔軟性のある演技でステップも時間が停止したかのようでした。

　最後もシェルバコワ選手のペースを崩さず見事演技を終えました。終えた直後、ガッツポーズ出ました。感激です。

　

　何度も何度も観客席に向かってお辞儀をしていたのが印象的でした。

　笑顔で終えれてこちらも嬉しいです。楽しみな得点は、フリーで175点。自己ベストを大きく超えてみせました。総合255点でトルソワ選手を上回り、銀メダル以上が確定でした。ビックリしました。

　そして、全選手が滑り終わりなんと、シェルバコワ選手が悲願の金メダルです。ジュニア時代から演技を見てきたので、とっても嬉しいです。

　17歳で、シェルバコワ選手より年下のロシア同門の選手が追い上げる中、よく耐えてみせました。4回転の技術と優雅さが相まった素晴らしい選手です。

　ザギトワ選手から五輪女王を受け継ぎましたね。おめでとうございます。

　五輪女王として、どんな道を進むのかワクワクします。嬉しいです。

　今回は以上です。ありがとうございます。