シニアの年齢制限が17歳に上がったことで何か変わるのか!?
今回は、6月のISUの会議で決定されたシニアの出場年齢を17歳に引き上げたことについてお伝えしていきます。
ついに改定に踏み切りました。ソチ五輪くらいから議論されていたようなんですが、今年に入ってひとまず決着がつきました。今までのシニア年齢が15歳だったことでシニアデビューした選手が有利とされていました。
15歳だとシニアといえ身体が軽いので、高難度ジャンプが跳びやすいです。そのため、20歳くらいの選手達は、高難度ジャンプが跳びにくいので優勝争いに加われず、引退を余儀なくされるケースが多かったです。
15歳でシニアデビューをし、好成績を収めた選手は、ロシアのユリア・リプニツカヤ選手、アリーナ・ザギトワ選手、カミラ・ワリエワ選手です。
当時は圧倒的な強さで周りを寄せ付けない選手でしたが、何年かすると表舞台からいなくなっていました。金メダルを取ったというのもありますが、やはり高難度ジャンプが跳べにくくなっていったからだと思います。
現在でいうと20歳超えで活躍してる選手はごく和好です。シニアの年齢を引き上げることで活躍の幅が広がります。
現段階では、いきなり引き上げではなく、今シーズンは16歳、来シーズン以降に17歳となります。昨シーズン15歳でシニアの選手はそのままシニアとなります。
この変化がどう影響してくるか楽しみですね。
今回は以上です。ありがとうございます。