時が止まる!宮原知子の不思議な魅力
今回は、GPシリーズ2019第4戦中国杯で2位になった宮原知子選手のフリープログラムについてお伝えしていきます!
今季の宮原選手のフリープログラムは、より表現力に磨きがかかったような素晴らしい演技でした。
フリーの曲は、「シンドラーのリスト」と「ラフマニノフ」の組み合わせでした。
時間がたつのを忘れます!
どうしてこの難しい曲を滑りこなすことができるのでしょう?
ベテランの領域に入ったのもあるかもしれませんが、他の選手とは表現力が一歩二歩抜きん出ています。
前半は、シンドラーのリストでソチの時のユリア リプニツカヤさんを思い出してしまいます。
始まった瞬間、、、すっと曲に溶け込むのが何とも言えないのです。
ジャンプも安定しており、しっかり降りてきました。
手先までピンと伸びた振り付けは、見逃したらもったいないですよ!!!!!
後半は、ラフマニノフで、こちらはバンクーバーオリンピックの浅田真央さんの「鐘」を彷彿とさせました。
小さな身体で体全体を余すことなく滑るので、一種の物語をのぞいてるかのような錯覚に陥ります。
いや〜、パーフェクトでした!!
ミスパーフェクトと呼ばれるのも分かりますよね?
見事ノーミスでフリー142点台を出し、銀メダルを獲得しました。
演技構成点は1番でした!
ちなみに優勝はロシアのアンナ シェルバコワ選手でした。
しかし、最近若手の選手が上位を独占していく中でトップ争いに君臨し続けている宮原選手はすごいですね。
今回の大会で2位に入ったのでファイナル行きもかなり見えてきました。
連戦ですが、次戦のロシア大会も頑張ってほしいです。
今回は以上です。ありがとうございました。