こんなに簡単だった!?アイススケートの基本的な滑り方 4つのコツ
今回は、アイススケートを滑るときの基本的なコツを4つ程ご紹介していきたいと思います!
1つ目 脚はV字姿勢で氷の上に立つこと
滑り出す以前にまず氷の上に立つことは思ったより難しいです。初めて滑ろうとする人は、普段と同じように脚を並行にして滑ろうとするのでバランスを崩し、転んでしまうことが多いです。
そこで、氷の上に立つときは脚をVの字にして、かかとをくっつけ、70度〜90度くらいを目安に開きます。心配な人は、手すりにしっかりとつかみましょう。これで安定した姿勢を保てます。
ここでポイントなのは、ひざをまっすぐにしすぎないこと。体の力を抜いて、リラックスした状態で膝を軽く曲げると良いですよ。
2つ目 散歩するときのような滑り方
ある程度氷の上に立つことに慣れてきたら、氷の上で足踏みをしてみます。太ももを真上に引っ張るような感じで動かしていきます。
スケート靴は重いので最初は思うように足を動かせませんが、だんだんとなれてきますよ。
足踏みに抵抗がなくなってきたら、前に進んでみましょう。このとき、つま先を開いて歩くような感じでいきます。もちろんゆっくりと進み、自分の足の半分くらいの歩幅で滑り出していきます。
これが意外と忘れがちですが、自分のペースで滑ってくださいね。スケートリンクに行くと周りに人がたくさんおり、ついつい周りに合わせてしまいますが、自分のペースで滑ることが大切です。
3つ目 ジグザクに片足ずつ滑っていく
氷の上で歩くことに抵抗がなくなってきたら、滑り出していきましょう。
片足で氷を蹴り、もう一方のエッジに乗るような感じです。同じことを反対の足でも行います。
分かりやすく言うと、上の図のようにジグザグに進んでいきます。①、②、③、④といった感じです。
ここでの注意点は、まっすぐに滑り出さないこと。まっすぐに滑るとスケート靴のつま先についているギザギザに氷が引っかかってしまい転んでしまう恐れがあるからです。
刃の向きにも注意してください。進行方向に直角すぎると大半の場合、コケてしまいます。
片足ずつが難しい場合は、両足を揃えて順番に滑ってみましょう。右、左とゆっくり滑っていくうちに自分のペースがつかめるようになっていきます。
4つ目 重心移動を心がける
片足である程度滑れるようになってきたら、重心移動も心がけていきましょう。
片方のエッジに乗って滑っている状態で、反対のエッジに乗り換えて重心を移動していくと思ったよりスィーっと前に進んでいくのが実感できます。
滑っている足で氷を蹴り、反対の足で滑ることを意識するとスムーズに滑ることができます。
足を内側から外側へ押し出すような感覚で滑るとベストです。
以上がスケートを滑るときの基本的な4つのコツでした。
この4つをクリアすれば、徐々にスピードも上がり、自分のスタイルで楽しく滑ることができますよ。