ジュニアグランプリシリーズとはどういう仕組みなのか！?

　今回は、前記事でも書いているISUジュニアグランプリシリーズとは何か、について説明していきます!

　ジュニアグランプリシリーズというのは、世界のジュニアスケーターたちが世界７か国で開催される大会に出場し、トップを競い合う大会のことです。順位はポイント化されます。シングルの場合は、１０位までの選手にポイントが与えられます。

１位は１５ポイント
２位は１３ポイント
３位は１１ポイント
４位は９ポイント
５位は７ポイント
６位は５ポイント
７位は４ポイント
８位は３ポイント
９位は２ポイント
１０位は１ポイントです。

　例えば、1戦目が2位、2戦目が4位の時は、計２２ポイントとなります。

　ポイントが同点になることもあるので、そういう時のルールを紹介します。まず、2大会で得た最高順位が高い方、そして2大会で得た総合得点の合計点が高い方を上位にします。

　基本的に、この２つで決定されるのですが、他にも1大会よりも2大会に出場した方、2大会で得たフリースケーティングの合計点が高い方を上にするなどの対策を取っています。

　その中で、全試合中のポイントの上位6選手が、12月に行われるジュニアグランプリファイナルに出場することが出来る、という流れです。

　実は最近では、上位を占める選手がロシア、日本が多い傾向にあります、、、韓国の選手も上位にきていますね。アメリカやカナダはペアの方では強いのですが、シングルでは伸び悩んでいます。逆に、日本はペアは上位でないです。

　バランスが良いのはロシアだと思います。氷の大国でスケート環境も充実しているので、多くの選手が育ちやすいのではないかと推測しています。特に、ロシアはジュニア選手が強いので、多くの大会で優勝しています。このジュニアグランプリシリーズでも優勝は、ロシアの選手が多いです！

　コストルナヤ選手は、2試合に出場し、1回目のバルティック杯で優勝しているので、ファイナルに近いです！このエーニャ杯で2位までに入れば、ほぼ確実にファイナルに進むことが出来そうです。もしかしたら、3位でも可能性としては残りそうです。

　コストルナヤ選手の2回目の試合であるエーニャ杯は、次の記事でお届けします！

　エーニャ杯のショートプログラムを滑るコストルナヤ選手！前回大会で優勝しているので、そのプレッシャーもあるのかなと心配しましたが、無用でした。同大会に出場しているロシア選手も強いですが、なんとか頑張って欲しいです！

フィギュアスケート路線をいざ出発♬♬