全日本選手権 出場選手にPCR検査を実施へ
今回は、全日本選手権2020において出場する選手たちにPCR検査を実施することについてお伝えしていきます。
日本スケート連盟は12月14日、新型コロナウイルス感染予防対策の一環として、出場選手にPCR検査を実施すると発表しました。対象となるのは、選手以外にコーチ、チームスタッフ、大会関係者などです。
日本でも11月あたりから急速に感染が拡大し、最高記録を更新しています。12月でも収まる気配はなく、どうなるかと思いましたが。予定通りに開催するんですね。
なんと観客も入れて行うそうなので、下手すればクラスターが発生するのではないかとも思いますね。PCR検査を行うなら、観客も一緒に行うといいのにと考えます。
フィギュアスケートではないのですが、スピードスケートの大会でクラスターが出たといいます。フィギュアスケートの方が多いので心配にはなります。
無観客にしたら、多少は落ち着きそうですが、チケットの問題もありますしできないのでしょう。今シーズンは異例で、グランプリシリーズも一部中止され、四大陸選手権も中止になるなど、選手にとってダメージが大きいです。
特に、海外拠点の紀平選手や宮原選手は、グランプリシリーズにエントリーしていたのに中止になってしまったので、まだ1試合も行っていない状態です。いきなり本番が全日本選手権です。かなり緊張するはずです。
しかも、紀平選手は全日本女王として2連覇がかかっています。本人は4回転サルコーを導入するとも言っており、完成度が楽しみですね。ただ、初戦なので本調子ではないかもしれません。宮原選手も未知数です。
試合もこなし、好調なのが坂本選手と樋口選手です。NHK杯では見事な演技を披露しました。全日本選手権も突入できるかです。
異例の今シーズン、各選手の完成度が気になりますね。久しぶりに復帰した本郷選手にも注目したいと思います。
今回は以上です。ありがとうございます。