あと一歩な紀平梨花に足りないことは? メンタルトレーニングは必要か否か!?
今回は、世界選手権で惜しくもメダルを逃してしまった紀平梨花選手についてお伝えしていきます。
ショートが2位で、シェルバコワ選手と1点差の好位置であったのに非常に勿体無かったですよね。メダルどころか、逆転で優勝も狙える位置にありました。
しかし、フリーの結果は表彰台も落ちて7位。坂本花織選手より下になってしまいました。どうしたんでしょうか。これは本人にしか分かりません。
フリー直前の6分間練習の時から調子が良くなかったらしいですね。一度もトリプルアクセルを跳ばなかったとか。軽く流して終えたそうです。
フリー本番も全日本選手権の時より慎重に滑っていたような。冒頭のアクセルはダブルにしました。2本目はトリプルアクセルを跳びましたが、転倒してしまいました。どのジャンプもショートよりぐらついており、まるで別人のようでした。
浮かない顔で演技が終了しました。結果は予想外の7位。日本は何とか3枠確保しましたが、紀平選手は五輪に向けて課題が残りました。
紀平選手いわく、時差ボケで体の調整が効かなかったそうです。現地で夜の時間に試合があったので時間感覚が狂ってしまいました。
ただ、それを言ってしまうと、どの選手にも言えてしまいますよね。紀平選手は大きな大会で考えすぎてしまうのでしょうか。
振り返ると、世界ジュニア選手権の時も4位に終わり、19年の世界選手権も日本開催で優勝候補といわれながら4位に終わってしまいました。表彰台を逃していました。
トリプルアクセルと4回転を跳べて、ロシア勢の最大のライバルといわれるのに勿体ないと思ってしまいます。ショートとフリーを多少揃えたら表彰台に手が届くのでもう一歩でした。
技術はすごいので、メンタルトレーニングかもしれないです。言うのは簡単ですが、ロシアみたいに捨て身で跳んでほしいです。
メンタルが左右するとすれば、かなり損してる気がします。
実力者なので、世界選手権か五輪でメダルを獲ってほしいですね。鋼のメンタルに近くなれば、ある意味怖いものはないはずです。
来季はロシアのワリエワ選手やウサチョワ選手が上がってくるのでさらに激戦になりそうです。勢いに食らいついてもらいたいです。
今回は以上です。ありがとうございます。